名入れボールペンとは、ボールペンの軸部分に名前を印字したものですが、印字するのは別に名前でなくても構いません。文字や数字の他、記号や図形とかイラストなどを入れることもほぼ自由にできます。このような名入れボールペンが用いられるシーンにはいろいろありますが、ノベルティや販促品に使われることも多いです。どんな人でも、ペン立てに何かの粗品や記念品でもらったものが1本や2本はあり、そこにはどこかの企業や商店の名前とかブランド名、商品名などが入っているはずですが、これはまさに名入れされたものとなります。
筆記具はどんな人であってもそれなりに使い道があり、しかも短期間で使い切ってしまうようなものではありません。そのため、多くの人に長い間使い続けてもらうことができ、これは広告や宣伝の目的に合致しているわけです。もちろん高額なものであっては多数配布することは難しいですが、ボールペンであれば安価な製品なら名前を入れるコストを含めても1本100円未満で作ることもできます。別の使われ方は個人的なものも含む贈り物とすることです。
これは販促品などとは異なって不特定多数に配布するわけではなく、特定の人に贈る用途であり、入れられる名前とは多くの場合は相手のものになるでしょう。このケースでは安価な量販品が用いられることはあまりなく、数千円から場合によっては1万円を超えるような高級品が選ばれることもよくあり、良い記念品になります。